少し前のことですが、とっても嬉しく、 また大興奮することがありました。 それは尊敬する友人・今田美穂さんが BBCの選ぶ今年の女性100人に日本人で 唯一選ばれたのです!!! 美穂さんは広島は安芸津の酒蔵、今田酒造 富久長の杜氏であり、 社長を務められています。 BBC 100 Women 2020 1年前に公開になった映画『カンパイ!日本酒に恋した女たち』 発表で、美穂さんがイタリアの映画祭にいらした際、 ご一緒したのがきっかけでお友達に。 惚れ惚れするほど凛々しく、素敵な方です。 映画の予告編はこちら 映画『カンパイ!日本酒に恋した女たち』 美穂さんとのご縁をくださったdancyuの元名副編集者・神吉さんも 予告編にでています。 この方が美穂さんと引き合わせてくださり、 また日本酒の授業を担当しろ、と5年前に母校から言われた際に 「できますよ!!」と背中を教えてくれたのです。 神吉さんの「できますよ!!」がなければ、 日本酒なんて奥が深すぎてできるか自信がもてず、 多分、このお役目を引き受けていなかったと思うのです。 日本酒のことに関しては日本1のジャーナリストである神吉さんが、 dancyuの日本酒のムック本等を山のように与えてくださり 日本に帰っても日本酒トレーニングをなんどもしてくださり なんとかいまの私があります。 先週行った授業もとても楽しくできて、 本当に受けてよかったと思っています。 そして何よりも私が一番学ばせていただいていると思うのです、 学生よりも。こんな楽しい勉強を。 数日前に、食科学大学で授業を受けた日本人の生徒さんより 「とても刺激をいただきました」とメッセージをくださいました。 日本の文化を伝えて、日本出身の方がそう言ってくれること、 素直にとても嬉しかったです。 考えてみたら私も日本の素晴らしさを実感したのは、 26歳でパリに留学したときでした。 大学の教授が食事の時間、琴の音楽をかけると聞き、 パリの骨董店に、根付などの美しい品々が並び、 エルメスの本店の美術館に、江戸時代の漆の馬具が展示されていました。 日本の美しい文化を、心から誇りに思いました。 外にでて初めて、自国の良さがわかることってありますね。 世界から評価された女性杜氏のフロンティア・美穂さん。 美穂さんのように、日本酒という男性社会の中であれ、 しなやかに活躍する女性がどんどん増えていきますように!
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師走の週末、今日はイタリアのクリスマスの様子とパネットーネについて、
1時間ほどfacebookのグループページのライブにて お話させていただきました! 年の瀬がせまっているのに、今回もたくさんの方が ライブでご一緒くださいました(涙)。感謝いたします❤️ まだまだ第二波が落ち着かないミラノですが、 2週間前までZona Rossaレッドゾーン=厳戒地域だったのが 今日までZona Arancione オレンジゾーン=少し緩和した規制 そして感染の状況が落ち着いてきたということで 明日13日(日)からはZona gialla イエローゾーンに 変更になるそうです。 イエローゾーンになると、何が変わるかというと、 レストランやバーも18時までは営業ができる。 自治体を超えて移動が可能。(仕事の場合はいつでも可) 自己申告書を携帯しなくても、自治体内であれば大丈夫。 そんな風になるそうです。 クリスマス前、今日も街には人が多かったようで、 1月の状況がどうなることやら気になります。 私ごとを考えてみると、 まずは久しぶりにバールでカプチーノが飲める! ランチだったら外食もできる!というところでしょうか。 そして友人にも会いにいける、ですね。 ただいずれにしてもかなり慎重に、ですが。 2万人近い人が日ごとにまだ感染してしており (無症状が多いとはいえ) そして被害者も多く(平均年齢は80歳ほどのようです) まだまだ気は抜けません。 上の写真の右側は、ファッション界のドン・アルマーニからの メッセージ。 「私の心はミラノと、そしてミラノの人々とともにある」 彼はミラノ生まれでなく、近くのピアチェンツァの出身ですが、 モーダといわれるミラノのファッション業界を牽引してきた主役のひとり。 第一波のときも、防御服を作って寄付したり、 ミラノの病院に寄付をしたりとミラノのために 尽くした実績があります。 コロナを通して、初めて知るイタリアの側面がいろいろありました。 私も他の多くの在イタリア日本人の方々と一緒で、 よりイタリアが好きなりました。 なんとか乗り越え、頑張りましょう、愛するミラノ!
セミインテグラーレという胚芽つきの石臼の粉を使い、 しかも澄ましバターをたっぷり!使用しています。 彼らが考えた、添加物を使わずに 最高に美味しくなる方法のひとつです。 澄ましバターは、バターの倍近い価格がするそうです。 最上の美味しさをナチュラルに求める姿勢、尊敬しています。 すべて最上の材料を使っているので、 お好みのおいしい召し上がり方を見つけていただき、 おいしく召し上がっていただけますように! 明日12月12日の日本時間夜21時より facebookのページでライブを行います! パネットーネとイタリアのクリスマスについて。 イタリア発!ミラノ、トスカーナ、シチリア、、、、
太陽の食卓づくりのヒント!Casa Morimi facebook.com/pages/casmorimi 安心して発言いただけるように、会員制にしていますが どなたでも参加いただき、また1クリックで簡単に 抜けられます。 facebookアカウントをお持ちの方はぜひお待ちしています! 前回は自分でもびっくり、55人も多いときにはいてくださり 感激しています。明日もゆるーくミラノからお届けいたします! 我が家のすぐ近くの教会前に、クリスマスツリーが出現しました。
もう少し歩いていると、すぐ近くの広場にもデジタル版クリスマスツリーが。 これらは、ミラノ市が行ったクリスマスキャンペーンによるもので 町中にクリスマスツリーが溢れているとわかりました。 教会前のクリスマスツリーの一番上をよく見ると パラマウント社のロゴ。つまり広告! ミラノ市は企業と組んで展開しているようです?? とはいえまだコロナの第二波の中にあるミラノでは 少し明るい話題は嬉しいものです。 さて今年のクリスマス。 固唾を飲んでみなが見守っていた、クリスマス休暇における 政府の法令。 1週間ほど前に発表になりましたが、予想以上に厳しいものでした。 12月20日から1月6日の公現祭(エピファニア)までのクリスマス休暇、 大晦日も含め、夜間外出は10時まで。 そしてこの時期に州は越えられない(仕事と自宅に帰る場合を除く) それだけでなく、市も越えられない、ということになりました。 つまり都市部で暮らしている息子・娘家族に 田舎のおじいさん、おばあさんは会えないということ。 これはイタリア人にとって実に大ごとなのです。 家族がすべての国なので。 政府野党(右派)はこの決定に「非人間的」と大騒ぎ。 楽しみが奪われた方々はかわいそうだなと思いますが、 いままだこの被害状況で、高齢者や医療従事者、また今後の経済を 守るための苦渋の選択であるわけなので、 仕方ないのでは、という気がしていますが、、。 ここ数年間のクリスマスは、トスカーナの私の憧れの家・ 親友アンナのお姉さん家族の田舎の家で 過ごさせてもらっていましたが、もちろん今年はなし。 親友アンナでさえも、お姉さんの家にはいけないとのこと! 車で15分の隣町とはいえ、市が違うから、規則違反になってしまうそうです。 なんということ、イタリア政府本気です。 と思いきや、知人は12月19日にミラノから南に帰る、と。 つまり規制の前日。 仕事仲間の北部に住むシチリア人も、クリスマス前に家に戻ると。 「え?いいの?」と聞いたら、「僕は住民票がシチリアにあるからね」と。 なるほど。 先日ピエモンテからミラノにタクシーで戻ってくる際(足の怪我のため) 運転手さんに「イタリア人は規制守ると思う?」と聞いたところ、 「ううん、罰金を払う人たちが続出すると思う」と即答。 やっぱり、、、。 運転手さん自身はそうした人たちが信じられない、と。 むむむ。1月のミラノが、イタリアがなんとか今のペースで 感染を留められますように。 1ヶ月も休みなく働いている医師の友人の顔がちらつきます。 さて今年のクリスマスと年末。 ミラノの友人たちと一緒にランチをすることに。 ただし自宅も規制があって、6人まで。(法令が変わっていなければ) みなそれぞれが、いつもと違うクリスマス。 久しぶりにミラノで過ごすのも悪くないかな、と 大切な友と食卓を囲めるのが、それはそれで楽しみでもあります。 来年のクリスマス、トスカーナのいつもの家で、 いつものように、いつもの10人が集ったら、 冗談抜きに嬉しさに泣いてしまうかも、とも思いますが。 初めてのインスタライブ! 明日12月10日18時より@greenlifeholistic さんのインスタから発信予定です。 いまリハーサルを終えました! また初めてのこと、でもなんとかできて ほっとしました。毎回ドキドキです、、。 明日からスタートの Green Life Holistic主催の クリスマスマーケットオンライン の初日イベントとして。 搾りたてオリーブオイルのお話しや、 パネットーネのことなどを中心に Green Life Holisticを主催する 園子さんと蝶子さんとお話しする予定です。 グリーンスムージー旋風を巻き起こした お二人との出会いは、遡ること15年!近く前。 その時サーフィンに誘われて、初めて向かった 千葉は鴨川の海岸で蝶子さんに出会ったのでした。 私も蝶子さんも同じタイミングにサーフィンをはじめ、 2〜3年ぐらい週末頻繁に鴨川へ。 望洋庵という名の友人の海の家(すごく小さく昭和な家)で 男女子ども10人ほどが長い川の字で寝て、 朝5時から海に入ったのも良い思い出。 すっぴんで、朝から波に揉まれ、 海岸で大笑いしあった仲間たちと過ごした時間は ピカピカに特別な思い出です。 そんな出会いがまさか仕事のご縁になるなんて。 昔から私は何はなくとも 素敵な友人たちとのご縁には恵まれている ご縁長者あるいは友人長者だと思って感謝していましたが、 長い時間が経っても、こうしてご縁がさらに発展するなんて 本当に嬉しいことです。 最近はFacebookなどのメディアのおかげで、 大学時代の仲間たちとも繋がれたりして 懐かしい顔や名前を目にできることも増えました。 もう少して、仕事や子育てが落ち着いた頃に またみんなとおいしいものを囲み、 お酒で乾杯しながら、 ワイワイ笑える日々がくるのでは、、、と 密かにそんな日をとても楽しみにしている私です。 |
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