みなさま、こんにちは。
今週無事に、イタリアから空輸で搾りたてオリーブオイルと 職人パネットーネが日本に到着しました。 今年もたくさんのご予約を頂戴し、 感謝しております。カペッツァーナはご希望の数を お届けすることが叶わず、申し訳なく思っています。 まず無事に日本に到着し、ホッとしています。 こんなに長く、飛行機に乗るまでの順番待ちを したことがなかったので、、。 とにかく飛行機の便の数が少ないので仕方ありません。 その上、イタリアはアリタリアが経営破綻し、 日本との直行便もなくなってしまいました、、(涙) 生産者さんと協力して前に前に動いて、 いつもより数日時間がかかりましたが 予定通りに日本に着いて、まず一つ安心。 ご予約を頂戴した順番にお届けしています。 早速、お声が届きました! 美味しすぎて笑ってしまった、という 嬉しいご感想、やっぱりお客様のお声が 何よりも励みになります!有難うございます!! 12月の初旬まで順次発送してまいります。 もう少しだけお待ちいただきますよう お願いいたします。 スタッフ一同、引き続きがんばります! さてバーギズのパネットーネ工房のすぐ近くに、 とても好きな街があるのです。 Bassano del Grappa バッサーノ・デル・グラッパ。 ベネツィアのお膝元であるヴェネト州の山の方、 そう、あの蒸留酒・グラッパの名産地です。 小さな町なのですが、手入れが行き届いているというか 愛に満ちているというか、、、。 お店もいまだに昔ながらの個人経営のお店が多くて、 ひと昔前のイタリアに戻ったような 気持ちになります。 そして食材店がとても多い!それも素敵なお店が!! ヴェネトは以前は貧しい地域と言われていましたが、 こうした宝物のような小さな場所では 人の暮らし、食への意識レベルが とても高い気がします。 また働き者!が多い地域。 パネットーネ職人のファビオさんもそうですが、 仕事への愛を感じる人に、お買い物を通してですが 何人か会えました。 そんな町の様子を今日からYouTubeの La Cucinetta Channelで ご紹介しています! 機会があればご覧いただけましたら嬉しいです!
0 コメント
ミラノ中央駅に少し前に併設された、"Il mercato centrale." 日本語に訳すと"中央市場"。 中央市場、ミラノの中央駅と聞いて 庶民的な感じかと思ったら、大違い! 38の食の職人たちが結集しています。 どのブースもその分野で一級の職人ばかり。 リグーリア州の名物ばかり扱っているお店や、 ロンバルディア州のお米のお店、 トスカーナ州名物・キアニーナ牛のハンバーガー専門店、 中国人シェフの餃子店まで! そんな楽しい空間の中で、 ナポリ名物のお菓子・スフォリアテッラの名店 "Sessa"に三代目のガエターノさんを訪ねました。 ナポリといえばまずピッツァですが、 食でいえばその後にナポリ菓子か、モッツァレッラか、 グラニャーノのパスタか、ヴェスヴィーオ火山のピンノーロトマトか。 それほどにナポリ菓子やババだけでなく 有名です。 やはりフランス支配の時期があったからでしょうか・・・。 先日はイタリアの菓子職人ベスト10に 選ばれたばかりのSessa. 受賞したのは二代目である ガエターノさんのお父さん。 そんな老舗のナポリ菓子を代表する スフォリアテッラの朝ごはんをいただきに 行ってきました。 アツアツ!サクサクの生地の中に、オレンジフレーバーとほのかにシナモンの香り。
出来立ての美味しさったら、、、。 作り方も見せてくださいました。楽しかった❤︎ つい最近始めたYouTube"ラ・クチネッタChannel"の 1月紹介分(予定)として 撮影させていただきました。 少し先にはなりますが、どうぞお楽しみに! 1年振りにバーギズの工房へ。
日本に飛びたつパネットーネ作りの現場に お邪魔してきました。 ドアを開けると、むん、とバターの 良い香り! 朝6時からパネットーネ作りに勤しむ パネットーネ職人のファビオさん(写真右)と デザインや顧客対応などを担当するリッカルドさん(写真左) の二人の優しい笑顔に会えて、 なんだか心がフッと緩んだ感じ。 思わず気持ちは 「ただいま〜!」 お付き合いの年月が重なっていくことって 実はとても大きな財産だと思っています。 初めの頃は簡単出ないことがたくさんありますが 一つずつ解決したり、 お互いの距離を少しずつ縮め、 また相手の仕事も徐々により理解できるようになって。 そうして1年、また1年とお付き合いを 長く続けていけるということは、 信頼を積み重ねている、ということになると思うのです。 お互いに、この人たち(会社というより人ですね) と一緒に仕事をしてよかった!と 思ってもらえないと長くは続きませんものですよね、、。 今回「あぁ、このパネットーネを日本の皆さんに お届けできて幸せ〜〜〜」と改めて思えたのですが、 それは、ファビオさんの仕事への情熱に 触れて、また新たに感動したから、、。 パネットーネを生きている天然酵母で 作るということは、パネットーネ生地作りに 入る前に、3時間ずつ生地作りを3回行い、 9時間発酵させなくてはならないということ。 そして朝早くから長時間にわたって工房に立ち 天然酵母の様子を見ながら 生地に材料を追加していくタイミングを見極める。 気も使います。 重労働であり、またある種単調ともいえる 職人の仕事。この仕事をこんなに嬉しそうに 笑顔を時折浮かべながら取り組めるなんて。 "mi piace le cose fatte bene" 「自分が丁寧に作られたものが好きだから。」 また「本当にパネットーネが好きなんだ」とも。 こんなに一日中、そして何ヶ月も作り続けているのに!?!? 今日はfacebookグループのライブも行い、 膨大な愛情と手間を注ぐ彼らの仕事ぶりを理解くださり 「パネットーネは、まるで子どものようですね」と コメントをくださった方に、 「子どものよう、でなく パネットーネは僕の子どもなんです」と お茶目に笑うファビオさん。 ジーンとしました。。。 私もこんな風に、感謝とともに とことん仕事を愛していきたい、と 改めて思ったのでした。 尊敬・・・・。 一緒に行ったKさんと、彼らの天然酵母が こんなにスペシャルなのは、 ファビオさんの性格の優しさも きっと味に影響しているよね、と二人で話していました。 写真のバックに写っているパネットーネ、 今日の焼き上がった分全てです。 一日に職人の焼き上げる量には、限りがあります。 あと数日で日本行きの分が全て焼き上がり、 あと僅かで日本に旅立っていきます。 パレットに積まれたパネットーネもあり、 こうした日本にいく子たち (ほとんど気持ち的にはやっぱり子ども、、)に 「気をつけて旅たってね〜」と 声をかけて箱を撫でてきました。 どうか到着まで、もう少しお待ちください! |
Casa Morimi
|
Proudly powered by Weebly