日本に少しだけ帰国していました。
寒さで開花が遅くなった桜を運よく愛でることができました。 諦めていたのに、なんという幸運! 戦争の影響で飛行機がロンドン便以外はキャンセルとなり、 日程が変わって期間もぐんと縮まり、まさに弾丸出張。 お客様に会いに出張したり、またオフィスのある横浜に詰めたり、 父を亡くしたばかりなので母の側にいたり (でも仕事ばかりしていてこの点は少し反省、、、) 限られた時間でしたが、いつも一緒に仕事している仲間に 実際に会って話をしたり、 同じ空間に実際にいれることの嬉しさを実感しました。 そして二日しかない東京で、ピンポイントにも関わらず 時間を作って会ってくださった大切な方々。 人に実際に会い、顔を見て話を聞くことで、 今の日本の状況や どんな新しい動きがあるのかを感じ取ったり、 また人にご紹介いただいたり、、。 短い間ですが、学びと情報が満載。 そして何より、やっと会えて嬉しかった! 人に会わないと学べないこと、たくさんですね。 コロナももう二年。 静かな東京は、つかぬまの贈り物のようと感じました。 コロナ後、円安で東京はまた旅行者で溢れかえることでしょう。 友人のオフィスを訪ねた時、都心の緑に癒されました。 長く暮らした街・東京。やっぱり大切な場所です。 みなさま、素敵なゴールデンウィークを!
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先日、丸1日半ほどかけてデザイナーのステファノさんと
新商品のラベル制作を行いました。 私たちは、生産者さんがもつたくさんのラインの中の1〜2商品しか 展開しないことが多いので、その生産者さんが自社ブランドで日本市場 において展開する可能性を無くさないように、またお邪魔を しないように、ラ・クチネッタのオリジナルラベルを作っています。 そうやって展開する品には商品選び(ベストを知るため、 たくさんの似た商品を味見する)、生産者さんと打ち合わせ、 日本のお客様に意見をうかがうことなどなど、膨大な時間をかけます。 コロナにおいては日本とイタリアの行き来が簡単でなく、 日本の同僚と製造の現場に行って、その仕事の価値を確認することもできず 新商品もずっと止まっていました。 感動するおいしさには、作り方に理由があることがこの仕事を 20年ほどやっていて実感しています。 その土地の気候や環境が適していること、伝統の技、 手間を一つかけること、時間をかけること、 自然の恵みをそのまま活かそうとすることなどなど、、、 恵まれた環境と膨大な努力が必要です。 でもそうして作られた味はやっぱり違う。 澄んだ味というか、あぁ、これが昔から愛されてきた味なんだ、という感じ。 (もちろん添加物使用はなし。これが結構難しい!) それは現場にお邪魔して、いろいろ時間を過ごして、 話しをしていてやっとわかってくること。 おっと!話が本題に行く前に、ずれてしまいました。 私たちは小さな会社ですが、誇れるとしたらステファノさん始め、 10年、20年と長くお付き合いしている外部コラボレーター、 そしてお互いに心から信頼できる生産者さんとの絆、 お互いに尊敬し合う関係です。 何もない会社ですが、長く続くこれらの尊い宝物が どれだけ有難いことかをつくづく実感しています。 上記の写真は、ステファノさんがインスタにアップした写真。 我が家での1日仕事した時。 YouTubeは先日は家で仕事している様子、 今日からはミラノのお気に入りのショップで キッチングッズを探しているイタリアVlogをアップしています。 よろしければぜひご覧ください! |
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