写真はニッポンドットコムより 1966年の名作映画「男と女」の第三作が2019年に出ていたと
つい最近知りました。 「男と女 人生最良の日々」 まだ観れていないのですが、 数少ない手元に残しているDVDのひとつで、 何度も何度も見直している映画の主人公たちが 53年の歳を経て見事にスクリーンに戻ってきてる、、。 もうそれだけで感動してしまいました。 私が生まれる前のこの映画。 どのシーンを撮っても とてもスタイリッシュ。 ダバダバダ、、のテーマソングも、ボサノバの音楽も、 アヌーク・エーメの装いも、 ジャン ・ルイ・トランティニャンのレーサー振りも。 今観ても色褪せることなく、観るたびにうっとり。 調べて見ると、ジャン・ルイは今年で90歳、 アヌークは88歳!映画を撮っていたときは 1、2歳若かったとしても、現役で活躍とは なんて素敵なことでしょう。 こんな人生の先輩達がいると、 まだまだ人生最良の日々が待っていることを 確信できるようになれそう。 そういえば、ここイタリアでは ソフィア・ローレンがNetflixの映画で 久しぶりに主役を務め話題になりました。 La Vita davanti a se' ソフィア・ローレンは今年86歳。 50代、60代、70代、そして80代!、 これからますます、楽しんでいきたいものですね!
0 コメント
クリスマス当日は、友人の家でお祝いを。 私の分担はトルテッリーニ。 以前モデナで習ったレシピで作るはずでしたが、 日本のカレンダーで働いている私は、 前日も、この日も通常営業。 そのため時間がうまく作れず、24日の夕方に いよいよ観念して隣の食材店に駆け込み、 作りたてを買ったのでした、、。とほほ。 さて25日のランチにトルテッリーニを持参すると、 見事なテーブルセッティング。 前日から銀器を磨いておいてくれたそう。 そしてなんとメニューまで完備!すごい! またお料理も手の混んだものがたくさん。 95歳の料理上手なお母様がこの夏逝かれ、 彼にとっては、はじめてひとりで準備するクリスマス。 お母様がなさっていたように、 ちゃんとクリスマスの準備をしたいと思ったそう。 家族に伝わる銀器の上に並ぶのは、 彼の古い友人・厳選食材店を営む ヴィットリオのお墨付きの数々。 フォアグラのパテ、 熟成リコッタやチェダーなどのチーズ盛り合わせ。 オレンジのモスタルダも添えて。 どれもこれも、溶けそうな美味しさ! カナッペはタラコ、シーフード、いりことラディッキオタルディーボ、 そしてプリモピアットのトルテッリーニ。 その後はお母様の得意だったアーティチョークのフラン。 アーティチョーク(カルチョーフィ)に卵とチーズで オーブンで湯煎にかけ、ニンジンソースを敷いた上に。 なおこのニンジンのソースは、少しバルサミコ入っていて ほんのり甘い香りが最高でした! デザートは、やはりお母様レシピの
アールグレイ風のババレーゼ(ババロワ)。 どんなにこれ以上はお腹に入らないと思っても、 このババレーゼだけはもうひとつ入ってしまいそうに 素晴らしい味わいでした。 締めのパネットーネは、少し休憩してから。 ただミラノのクリスマスはパネットーネを食べないで 終われません! これも私の担当。勉強のためにミラノの某有名店で 買ってみました。全員一致でやっぱりバーギズは どんなに特別か、ということに。 いつものトスカーナの親友家族と過ごせなかったのは 本当に残念ながら、こうしてミラノで 友人たちと過ごせたことが本当にありがたく。 イタリアの祭日は1月6日まで続きます。 ほとんどの会社がここまでお休みです。 私もこの期間は、いつもより少し華やかにしたくて 10年熟成バルサミコを温野菜にかけたり、 ジビッボのモスト漬をチーズに添えたり。 いつもよりもちょっとご馳走気分を 過ごしたくなるものですね。 ごちそうセット、おもてなしセットをご用意しています。 年末年始の食卓がより楽しくなりますように! クリスマスイブの今日から4日間、 イタリア全土でロックダウンとなります。 必要以外には外出できず、 外出時には自己申告書が必要となり、 家に呼ぶ際には、1日1回二人まで、 夜10時には外出禁止という規制が敷かれました。 私を含め、ほとんどの一人暮らしの友人が ひとりで過ごすクリスマスイブとなったわけです。 こんな時だからこそ、この1年をひとり静かに振り返る 忘年会も良いのでは?と普段は買わないような フランチャコルタのボリチーネ(泡モノ)をいそいそと買い、 これまた普段は買わないようなスモークサーモンの 立派な箱入りを買って嬉々としてスライスし、 定番のおいしさ、ブッファラ(水牛)のモッツァレッラに 熟成生ハム、そしてプンタレッラという季節のお野菜を。 ごく簡単に前菜を準備。 ロウソクを灯し、あぁ幸せ。 ひとりシャンパングラスに泡を注いで乾杯し、 シンプルながら美味しいものさえあれば こんなにも幸せな気持ちになれるのね〜、と ひとりウキウキ。 やっぱり食卓は私にとってパワースポットです(笑)。 さて、好きなものを堪能しつつ1年を・・・なんて思っていると たくさんのメッセージや電話が来たり、返信したり、で 瞬く間に過ぎていく時間。嬉しいサプライズでしたが。 ひとりでいながらも、たくさんの友人たちと 挨拶を交わし、結局ひとりでいないような。 さらに嬉しい気分となったのでした。 プリモ(パスタ)もやっぱり超速で準備。 新鮮なマッツァンコッレ(車海老)の ミソの部分を取ってオリーブオイルで炒め、 卵麺のフレッシュパスタを茹でて、茹で上がる直前に、 ぽってりした車海老の身を切ってミソに加え ブランデーとジャジャッとして終了。 オリオヌオヴォ(搾りたてオリーブオイル)をたっぷりとかけて。 あぁ、これも幸せです。 テレビではバチカンのミサを流していました。 普段は夜中に行うミサを、 規制の時間内の10時に帰れるように調整したそうでした。 ひとりひとり、いつもと違うクリスマス。 だからこそ、来年やってくるはずのいつものクリスマスを さらに感謝して過ごせるはず。 みなさまにメリークリスマス! 年末年始、簡単にご馳走気分を味わってほしくて オンラインショップで年末年始ごちそうセット、 お客様がいらしても簡単におもてなしできる、 おもてなしセットをご準備しています。 ぜひご覧になってみてくださいね! 用事があり、ミラノの街の中心に久しぶりに行きました。
今年はいつもとは違うクリスマスになってしまいましたが、 それでもやっぱりミラノのクリスマスの装いには ワクワクさせられます。 ドゥオモの横、ガレリアの回廊の中央に飾られた クリスマスツリー、 リナシェンテというデパートのライティング、 スキー場のミニチュアが可愛らしく動くショーウィンドウ、 ミラノのお菓子び老舗Marchesiマルケージのウィンドウ、 不自由な足も忘れて、しばしウットリと歩きました。 なんともいえない1年ではありましたが、 ひととき、こうして華やかな気持ちにさせてくれる 街に感謝を覚えました。 来年こそは普通の日々が戻ってきますように! そして観光客の方々もどんどんミラノに以前のように 戻ってきて、なんとか経済が少しは盛り返しますように! あ足の怪我がほぼ完治し、2ヶ月ぶりに近所の市場へ!
季節がわっ、と溢れている感じの市場がなんとも 好きで、久しぶりに威勢のよい声が飛び交う広場を ゆっくり歩いて、活気ある雰囲気を満喫! 市場が好きなのは、スーパーと違って 買い物するときに、会話ができること。 初めてみるものに 「すみません、これは何ですか? どこから来るのですか?」 「これは今が旬?」 「どうやって食べるのがおすすめ??」 などなど、なんでも聞いてしまいます。 プロからアドバイスをもらえるのは やっぱり嬉しいし、スーパーよりも 珍しいものが多いのも、楽しい。 市場に来ると、気分はいつも「お買い物ごっご」。 小さいころに買い物カゴを持って遊んだ記憶が 蘇るのです。 そして都市に住んでいる身としては、 自然がどんな恵みをいま私たちに授けてくれているのか、 もわかるし、自然を近く感じられるような。 私がいつも行くサン・マルコ広場の市場は 月曜日と木曜日に市がたちます。 写真以外にも、カシミアの大安売りや、 ブランドのアウトレット品などもでています。 金物屋さんもあれば、スリッパ屋さんや 雑貨屋さんなど、さまざま。 いつもスリには気をつけてバッグの口を しっかり抑えて買い物しています。 (友人たちには、10回以上スリにあった という人が数人!) スーパーがどんどん増えて、専業主婦も少なくなって 市場は減少傾向にあるそうです。 私にとってはイタリアに暮らす楽しみの、大切なひとつ。 このお商売の姿。なんとか生き残ってほしいのであります、、。 |
Casa Morimi
|
Proudly powered by Weebly