クリスマス当日は、友人の家でお祝いを。 私の分担はトルテッリーニ。 以前モデナで習ったレシピで作るはずでしたが、 日本のカレンダーで働いている私は、 前日も、この日も通常営業。 そのため時間がうまく作れず、24日の夕方に いよいよ観念して隣の食材店に駆け込み、 作りたてを買ったのでした、、。とほほ。 さて25日のランチにトルテッリーニを持参すると、 見事なテーブルセッティング。 前日から銀器を磨いておいてくれたそう。 そしてなんとメニューまで完備!すごい! またお料理も手の混んだものがたくさん。 95歳の料理上手なお母様がこの夏逝かれ、 彼にとっては、はじめてひとりで準備するクリスマス。 お母様がなさっていたように、 ちゃんとクリスマスの準備をしたいと思ったそう。 家族に伝わる銀器の上に並ぶのは、 彼の古い友人・厳選食材店を営む ヴィットリオのお墨付きの数々。 フォアグラのパテ、 熟成リコッタやチェダーなどのチーズ盛り合わせ。 オレンジのモスタルダも添えて。 どれもこれも、溶けそうな美味しさ! カナッペはタラコ、シーフード、いりことラディッキオタルディーボ、 そしてプリモピアットのトルテッリーニ。 その後はお母様の得意だったアーティチョークのフラン。 アーティチョーク(カルチョーフィ)に卵とチーズで オーブンで湯煎にかけ、ニンジンソースを敷いた上に。 なおこのニンジンのソースは、少しバルサミコ入っていて ほんのり甘い香りが最高でした! デザートは、やはりお母様レシピの
アールグレイ風のババレーゼ(ババロワ)。 どんなにこれ以上はお腹に入らないと思っても、 このババレーゼだけはもうひとつ入ってしまいそうに 素晴らしい味わいでした。 締めのパネットーネは、少し休憩してから。 ただミラノのクリスマスはパネットーネを食べないで 終われません! これも私の担当。勉強のためにミラノの某有名店で 買ってみました。全員一致でやっぱりバーギズは どんなに特別か、ということに。 いつものトスカーナの親友家族と過ごせなかったのは 本当に残念ながら、こうしてミラノで 友人たちと過ごせたことが本当にありがたく。 イタリアの祭日は1月6日まで続きます。 ほとんどの会社がここまでお休みです。 私もこの期間は、いつもより少し華やかにしたくて 10年熟成バルサミコを温野菜にかけたり、 ジビッボのモスト漬をチーズに添えたり。 いつもよりもちょっとご馳走気分を 過ごしたくなるものですね。 ごちそうセット、おもてなしセットをご用意しています。 年末年始の食卓がより楽しくなりますように!
1 コメント
山本佳澄
28/12/2020 23:19:16
素敵なクリスマスのご馳走ですね!
返信
あなたのコメントは承認後に投稿されます。
返信を残す |
Casa Morimi
|
Proudly powered by Weebly