土曜日のお昼は、Facebook groupのLIVEで
前回に続き、オリーブオイルのお話を させていただきました。 前回は、ベーシックな知識。 オリーブオイルってどんな風に作られるの? 合わせ方は?など。 今回は、カペッツアーナ独特の 農家さんとの協同方法や、 私が2008年に学んだ オリーブオイルの学校のことや、 オリーブオイルに関わる法律などのこと。 いつもながら、あっちこっちに 話題が飛びながらも、 コメントをくださる方も多く、 毎回とても支えられている気持ちになります。 名前だけ存じ上げている 長くお世話になっているお客様や、 お取引先さまの方や、 勉強会などでご一緒した方や 恩人など。 毎回三十人以上の方が ご覧くださっているので びっくりです! そしてなんて幸せなこと、、と 思います。 ひとり我が家でパソコンに向かって しゃべっていると、 みなさんがコメントをくださるので 「あぁ、本当に見ていてくださるんだなぁ」と 本当に不思議な気分。。 まだまだ不慣れではありますが、 「面白かった!」 「楽しみにしています!」 の声に励まされて、 また2週間後に臨みたいと 思います。 さて。 次回はどんなお話をすれば みなさんの光溢れる食卓の お役に立てるかな?? グループはこちらです! facebook.com/groups/casamorimi
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昨年の夏、想像もしていなかった出来事がありました。
シチリアはモディカから私たちが輸入している有機チョコレート 「イル・モディカーノ」の創業者のアルベルトが 高速道路で事故に巻き込まれ、亡くなったのです。 7月には電話で秋からの展開の打ち合わせをして、 「コロナに負けず頑張ろうね」と お互いを励ましあったばかりでした。 9月になってWhats App(日本のラインのようなものです)を 何度送っても、返答がこず「彼らしくないないな?」と おかしく感じ、会社に電話して悲報を知りました。 頭が真っ白になる、というのはこういうことか、、、。 あの笑顔が、あの声がもうこの世にない、ということが ただただ信じられず、しばらく呆然としていました。 「エヴリンは大丈夫?」 しばらくして会社に電話し 彼よりずいぶんと若い奥さんのことを聞くと、 1ヶ月経った今、彼女も、会社のスタッフも 現実をみないと、と 少しずつ前を向いて動きた始めた、とのこと。 何もできない、ということを 痛感した経験でした。 その後エヴリンと直接話したところ、 想像以上にしっかりしていた彼女は 生後6ヶ月の娘のためにも、アルベルトが遺した 「イル・モディカーノ」を存続させていきたい、 そう決断した、と。 電話先のエブリンは、 私が知る少し幼い感じの彼女とは 別人のようにしっかりしていて、 こちらの方がその立派さに涙してしまったほど。 1週間泣き続けたけれど、 いまはもう前に進むしかないのよね、と。 「イル・モディカーノ」のチョコレートを 知ったのは、実は日本経由でした。 ミシェラン 二つ星のレストランで働く とても信頼するイタリア人パティシエのお客様に このチョコレートを食べて見てほしい、と 言われたのです。 イタリアのチョコレート文化の発祥の地である モディカのチョコは、何度食べても お砂糖をそのまま食べているようで あまり得意でない印象が強く、 正直なところ避けていました。 ところが「イル・モディカーノ」は 少しテンパリングしているので、 原材料は有機カカオマスと有機甘蔗糖だけに カカオの高い品質と味わいが ダイレクトに感じられると同時に とても洗練された味わい! ちょっとびっくりしました。 アステカ文明に遡るチョコレートだけに あくまでプリミティブ=シンプル。 頻繁にチョコレートに入っている、 添加物の大豆レシチンもなし。 「ぜひ入れてほしいのだけれど」の イタリア人パティシエのお言葉に、 「紹介してくれて、ありがとう!」と お返事。 2014年?か2015年?の2月に ドイツのBIO FACHというオーガニック専門の展示会で アルベルトと初めて顔を合わせた気がします。 アルベルトはどのフェアにもひとりで ずっとブースに立ち続け、販売努力をし続けました。 彼の弛まない努力の甲斐があり、その品質が評価され、 イタリアのオーガニック専門店で一番売れている チョコレートにまで成長しました。 コロナで出張できていないこともあり、 アルベルトがいないことが、 まだ実感に ありません。 いつも顔を合わせていた展示会に行って、 あるいはモディカに会社を訪ねて、 はじめて彼の不在を実感するのかも。 シチリアの柑橘でチョコレートの フレーバーを作りたい、と提案したときも 小さな取引先である私たちの声を 「すごく良いアイデアと思う。やってみよう。」 と汲み上げてくれました。 いつも穏やかで笑顔だった彼は きっと天国でも幸せにしているに違いない。 アルベルト、どうか安らかに。 コロナ禍のなか、1年ほど前から
お茶のお稽古に通えなくなりました。 その代わりに、オンラインでミラノの仲間だけでなく、 ヨーロッパの仲間と繋がることが何度かでき、 一緒にお稽古をする機会に恵まれるようになりました。 これは、本当に楽しいこと! ベルギーやオランダ、スイスにフランス、オーストリア。 毎年恒例のベルギーの修道院合宿はできないものの 自宅から繋がれるなんて考えてもおらず。 しっかり先生にお稽古を指導いただけたときは ちょっと感動してしまいました。 あまり良くないと思えることも、 良いことのに変われるものですね。 お茶の時間が好きなのは、日常の暮らしから離れ、 静寂に入れること。 呼吸を整えて、リラックスする。 今年はもう少し、お茶に触れる時間を増やしたいと 思っています。 さて、やっと11月にイタリアを発った船が 日本に無事到着しました。 たくさんご予約いただいた、 カペッツァーナ の新オリーブオイルも 無事に入荷します! お待ちいただき有難うございました。 コロナ時代、毎回ハラハラしながら輸入手続きを しています、、。 早く"普通"が戻ってきますように、、。 先日、Facebookのグループでライブをさせていただき、
オリーブオイルについてのベーシックな知識を お話させていただきました。 イタリア発!ミラノ、トスカーナ、シチリア、、、、 太陽の食卓づくりのヒント!Casa Morimi https://www.facebook.com/groups/casamorimi 「オリーブオイルって和食と合うんですか?」 という声があったので、いくつかアイデアを お伝えしたりもしました。 そうなんです、オリーブオイルは 和食ととっても合うんです! 例えば・・・ 茹でたブロッコリーや青菜でも、お野菜を茹でたら 鰹節をかけて、オリーブオイルをたっぷり。 少しの塩か、お醤油かで、どうぞ。 レタスのサラダに、海苔をたっぷり手でちぎって オリーブオイルをたっぷり&お醤油をひとかけ。 すりごまを振りかけても、美味しいです! 納豆や、卵ご飯にもぜひ加えてみてください。 コクがぐんと増しますよ。 ベーシックなドレッシングアイデアは、 お醤油、生姜の絞り汁、お酢かレモン果汁、 そしておいしいオリーブオイル! 海苔、ごま、鰹節などのほかに、 相性がよい材料は、シラスや柚子胡椒など さまざまに合わせていただけます。 「炊きたてご飯にかける!」 「実山椒も合いますよ!」 なども教えていただきました。 イタリアンだけ!なんて思わずに ぜひ和の材料ともどんどん合わせてみて くださいね。 美味しくって、身体にも良いの、嬉しいことづくめです! 1月6日、イタリアはエピファニアの祝日でした。
「il carbone o i dolci?? Cosa vi ha portato la bebana?」 「石炭?それともお菓子?魔女はどっちを持ってきた??」 朝一番、友達からのメッセージ。 今日はキリスト教の「公現祭」。 クリスマスに生まれたキリストを、 東方三博士が訪ねる日です。 そしてイタリアではクリスマス、お正月の バカンスモードが終わり、普通のペースに 戻る、区切りとなる祝日です。 宗教的な祝日なのですが、 ベファーナという魔女が、子どもが 枕元においた靴下に、 この1年間良い子にしていたらお菓子、 悪い子だったら石炭を持ってくる日として 定着しています。 上の写真は、イタリアの警察が 魔女に扮して小児病棟の子どもたちに お菓子を届けている写真。 毎年恒例のようで、こういうヒューマンなところは イタリアらしいですね。 最近は家からも出ず、 またお店やバールも閉まっているので 例年の魔女やソックスの飾り付けも 目にせず少々寂しくもあります。 このエピファニアの日を境に SALDIセールが大体的にスタートします。 街にいけないので、オンラインで行なっているところも どうやら多いようです? 来年の今頃はどうか普通が戻ってきていますように、、。 |
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