1年振りにバーギズの工房へ。
日本に飛びたつパネットーネ作りの現場に お邪魔してきました。 ドアを開けると、むん、とバターの 良い香り! 朝6時からパネットーネ作りに勤しむ パネットーネ職人のファビオさん(写真右)と デザインや顧客対応などを担当するリッカルドさん(写真左) の二人の優しい笑顔に会えて、 なんだか心がフッと緩んだ感じ。 思わず気持ちは 「ただいま〜!」 お付き合いの年月が重なっていくことって 実はとても大きな財産だと思っています。 初めの頃は簡単出ないことがたくさんありますが 一つずつ解決したり、 お互いの距離を少しずつ縮め、 また相手の仕事も徐々により理解できるようになって。 そうして1年、また1年とお付き合いを 長く続けていけるということは、 信頼を積み重ねている、ということになると思うのです。 お互いに、この人たち(会社というより人ですね) と一緒に仕事をしてよかった!と 思ってもらえないと長くは続きませんものですよね、、。 今回「あぁ、このパネットーネを日本の皆さんに お届けできて幸せ〜〜〜」と改めて思えたのですが、 それは、ファビオさんの仕事への情熱に 触れて、また新たに感動したから、、。 パネットーネを生きている天然酵母で 作るということは、パネットーネ生地作りに 入る前に、3時間ずつ生地作りを3回行い、 9時間発酵させなくてはならないということ。 そして朝早くから長時間にわたって工房に立ち 天然酵母の様子を見ながら 生地に材料を追加していくタイミングを見極める。 気も使います。 重労働であり、またある種単調ともいえる 職人の仕事。この仕事をこんなに嬉しそうに 笑顔を時折浮かべながら取り組めるなんて。 "mi piace le cose fatte bene" 「自分が丁寧に作られたものが好きだから。」 また「本当にパネットーネが好きなんだ」とも。 こんなに一日中、そして何ヶ月も作り続けているのに!?!? 今日はfacebookグループのライブも行い、 膨大な愛情と手間を注ぐ彼らの仕事ぶりを理解くださり 「パネットーネは、まるで子どものようですね」と コメントをくださった方に、 「子どものよう、でなく パネットーネは僕の子どもなんです」と お茶目に笑うファビオさん。 ジーンとしました。。。 私もこんな風に、感謝とともに とことん仕事を愛していきたい、と 改めて思ったのでした。 尊敬・・・・。 一緒に行ったKさんと、彼らの天然酵母が こんなにスペシャルなのは、 ファビオさんの性格の優しさも きっと味に影響しているよね、と二人で話していました。 写真のバックに写っているパネットーネ、 今日の焼き上がった分全てです。 一日に職人の焼き上げる量には、限りがあります。 あと数日で日本行きの分が全て焼き上がり、 あと僅かで日本に旅立っていきます。 パレットに積まれたパネットーネもあり、 こうした日本にいく子たち (ほとんど気持ち的にはやっぱり子ども、、)に 「気をつけて旅たってね〜」と 声をかけて箱を撫でてきました。 どうか到着まで、もう少しお待ちください!
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