写真はニッポンドットコムより 1966年の名作映画「男と女」の第三作が2019年に出ていたと
つい最近知りました。 「男と女 人生最良の日々」 まだ観れていないのですが、 数少ない手元に残しているDVDのひとつで、 何度も何度も見直している映画の主人公たちが 53年の歳を経て見事にスクリーンに戻ってきてる、、。 もうそれだけで感動してしまいました。 私が生まれる前のこの映画。 どのシーンを撮っても とてもスタイリッシュ。 ダバダバダ、、のテーマソングも、ボサノバの音楽も、 アヌーク・エーメの装いも、 ジャン ・ルイ・トランティニャンのレーサー振りも。 今観ても色褪せることなく、観るたびにうっとり。 調べて見ると、ジャン・ルイは今年で90歳、 アヌークは88歳!映画を撮っていたときは 1、2歳若かったとしても、現役で活躍とは なんて素敵なことでしょう。 こんな人生の先輩達がいると、 まだまだ人生最良の日々が待っていることを 確信できるようになれそう。 そういえば、ここイタリアでは ソフィア・ローレンがNetflixの映画で 久しぶりに主役を務め話題になりました。 La Vita davanti a se' ソフィア・ローレンは今年86歳。 50代、60代、70代、そして80代!、 これからますます、楽しんでいきたいものですね!
0 コメント
母校のUniversita' degli Studi di Scienze Gastronomiche スローフード食科学大学Master in World Gastronomyで 非常勤講師として日本の食文化を担当するようになって、 早7年目となりました。 本当は4月に予定されていたのですが、コロナ禍で延長して10月へ。 その後さらに延長したのは、わたしが転けて怪我をしてため。 先週末、ピエモンテはPollenzoポレンツォまでやっと行ってきました。 おも<写真左上は、教室とTavola Accademiaという学食がある棟>
<写真右は広場を挟んで目の前にある協会。ポレンツォはユネスコ世界遺産でもあります> 毎回緊張するものの、授業に入ると日本の文化を興味を持って 真剣に聞いてくれる、世界中から集まる学生たちの興味に触れて、 やっぱり楽しい!と感じます。 最近は最初の写真のように、日本でもなかなか手に入りずらいお酒さえも イタリアで買えるようになり、品質の良いお酒、日本酒の今を感じてもらえ どんどん環境が整ってきていることが嬉しい。 私の仕事は、丁寧に作られた品質の良いものをお届けすること。 いまはイタリアから日本へ向けて、 添加物を使わずに時間と手間をかけて仕上げる、自然の恵みを お届けしていますが、 思いがけず母校から声がかかり、 日本の素晴らしい文化も伝えれることができて幸せです。 その分、しっかり伝えたい。 そんなことで毎回授業がある度に、 必死になって一番勉強するのは間違えなく私(笑)。 アカデミックな場所に戻り、若いエネルギーに触れることができ、 そして愛するピエモンテ料理をいただけるというおまけまであり。 ただ今回はコロナ対策でホテルもレストランも皆閉まっており、 胸が痛くなりました。 大学がオステリアの名店ボッコンディヴィーノから デリバリーを手配してくれていて、ホテルの部屋で 栗の粉のタリアテッレ・ポルチーニソースなどを 美味しい夕食をいただき、ワインでひとり乾杯! やはり美味しいご飯は、すべての原動力。 改めて実感。 どうか早くコロナが収束し、美しいピエモンテに 観光客がたくさん訪れますように、、。 いよいよ、搾りたてオリーブオイルの出荷がスタートしました。
長くお待ちいただき、ありがとうございます! 基本的に、ご予約いただいた順に発送させていただいています。 いまは、9月にお買い上げくださった分を出荷している最中です。 数が多いため、スタッフ一同全力で準備しておりますが、 お時間頂戴いたしますこと、なにとぞご了承いただけますよう、、。 1日も早くお届けできるよう、引き続き努めます。 さて。年に一度の大変な時期ですが、 同時にとても励まされる時期でもあります。 というのは、お客様からたくさんの感想をいただく機会が多いからです。 たとえば今日いただいたご感想は、、 “バーギズ パネットーネを食しましたが、美味しすぎます!! まずはそのまま少し温めていただきました。 こんな美味しいパネットーネは初めてです! イタリア直送より自作より断然美味。 お代わりされてしまい、もう一箱注文しようと思ったら売り切れでした。 来年は最低2箱は頼みます。 本当にありがとうございます。” “今日オリーブオイルともに届きました! さっそくパンと食しましたが、青すぎずフレッシュで上質な味わいに感激しました。 後ほど追加注文したいと思います。 巣籠もりの連休が豊かに過ごせます。 有難うございます。” “今年も味わえるありがたさを噛みしめております。 ザハラやカペッツァーナに出会って、 私のオリーブオイルに持っていた概念は完全に変わってしまいました。 これからも、毎年、楽しみにしております。” プロのお客様からも“気絶しそうに美味しい”などのお言葉が 届き、今年も無事にご期待にお応えできたこと、 心底ホッとしています。 お客様の喜んでくださった声は、私たちにとって最高のご褒美です。 いつか聞いた「魂のごほうび」という言葉。 私たちにとってそれは間違えなく、 こうしたお客様の温かいお気持ちです。 みなさんに喜んでいただけるよう、これからも良い品を 厳選してお届けしてまいりたいと思います。 明日は、私もご褒美にパネットーネ切っちゃおう〜っと! クリスマスまでとても待てません〜! マルケ州に住む友人から、彼女が仕込んだ数種類のお味噌が ここミラノに届きました! ひよこ豆のお味噌、北海道の大豆にスペルト小麦の麹!、 チチェルキアというイタリアではよく食べるお豆で仕込んだ味噌も。 なんという楽しさ、なんという嬉しさ! 早速お味見をすると、それぞれ風味に特徴があって。 そしてどれもまろやかな味わいで、とってもおいしい! 前回のロックダウン中、私もイタリア産有機ひよこ豆で お味噌を仕込みました。イタリアに持ってきていた 富山の石黒種麹さんの立派な麹おかげで、 初夏に仕込んだにも関わらず、雑菌にもまけず 美味しく仕上がりました。 ちょうどそのお味噌も少なくなってきたところに、 マルケからの友の愛🖤 モノのアクセスが限られるロックダウン中には こうした温かい親切、心のこもったものの美味しさは際立ちますね。 日本に帰れないままですから、今年はお味噌を 仕込めないかも?と思っていたら、 なんとお手製の麹まで入れて送ってくれていて!(涙) ありがたくて、拝みます。 そして今日はなんとまたひとつ、友の愛がリグーリアから。 彼女の家の庭のアボガド!アボガドってこんな風にたわわに
樹になるんだ、と7月に1ヶ月過ごしたリグーリアで知りました。 なんとアボガドの実の中のあの種を庭に植えて、 今年でほぼ20年経っているのだそうです。 箱にたっぷり詰まったアボガド。 頂く度に友の顔が浮かび、温かい気持ちになります。 美味しいのはもちろんですが、誰かの心を感じられると 食事はもっと幸せに、美味しくなりますよね。 ロックダウン中は、こうした友人や周囲の人々の親切が とくに際立って感じます。 しばらく友人たちも招けずに、ひとりの食卓ではありますが 誰かを近くに感じながらいただけて、とても幸せです。 それにしても荷物が届く度に5階まであがってきてくださる、 うちのアパートの門番さんに感謝。ときには日に2回のときも。 親切な彼の存在は、私のミラノ暮らしを確実に快適なものに してくれています。 さぁ、明日はどんなメニューにしようかな?? ミラノはロックダウンに入りましたが、
今回のロックダウンは仕事には行ってよい、という規定です。 足を怪我しており動けないため、 親しい友人に郵便局へのお遣いや、お届けしなくては ならない荷物の発送などの仕事を手伝いに来てもらいました。 お料理上手な友人で、中華風ピクルスや肉どうふを持参してきてくれ、 私も作って冷凍してあった餃子を蒸し、簡単な中華風スープを作り、 仕事がひと段落したあと、一緒に昼食をとりました。 簡単なものばかりですが、土鍋で炊いた炊きたてごはんとともに。 松葉杖生活になって20日、 ロックダウン生活になって1週間弱。 瞬く間にすぎたものの、誰かと食卓を囲んだ回数は限られ、 ましてやロックダウンになって 誰かと一緒に食事をするというのは久しぶり。 ともに食卓を囲む、一緒に食事をいただくというのは、 心のために大切な行為なんだなぁ、と実感しました。 ひとり暮らしにはとても満足し、 幸せに暮らせていることに感謝していますが、 やはりたまには一緒に食べたい(笑)。 みなで食べると、もっと美味しい。 食の基本ですね、きっと。 ロックダウンは私たちにいろんなことを気づかせてくれますね。 |
Casa Morimi
|
Proudly powered by Weebly