母校のUniversita' degli Studi di Scienze Gastronomiche スローフード食科学大学Master in World Gastronomyで 非常勤講師として日本の食文化を担当するようになって、 早7年目となりました。 本当は4月に予定されていたのですが、コロナ禍で延長して10月へ。 その後さらに延長したのは、わたしが転けて怪我をしてため。 先週末、ピエモンテはPollenzoポレンツォまでやっと行ってきました。 おも<写真左上は、教室とTavola Accademiaという学食がある棟>
<写真右は広場を挟んで目の前にある協会。ポレンツォはユネスコ世界遺産でもあります> 毎回緊張するものの、授業に入ると日本の文化を興味を持って 真剣に聞いてくれる、世界中から集まる学生たちの興味に触れて、 やっぱり楽しい!と感じます。 最近は最初の写真のように、日本でもなかなか手に入りずらいお酒さえも イタリアで買えるようになり、品質の良いお酒、日本酒の今を感じてもらえ どんどん環境が整ってきていることが嬉しい。 私の仕事は、丁寧に作られた品質の良いものをお届けすること。 いまはイタリアから日本へ向けて、 添加物を使わずに時間と手間をかけて仕上げる、自然の恵みを お届けしていますが、 思いがけず母校から声がかかり、 日本の素晴らしい文化も伝えれることができて幸せです。 その分、しっかり伝えたい。 そんなことで毎回授業がある度に、 必死になって一番勉強するのは間違えなく私(笑)。 アカデミックな場所に戻り、若いエネルギーに触れることができ、 そして愛するピエモンテ料理をいただけるというおまけまであり。 ただ今回はコロナ対策でホテルもレストランも皆閉まっており、 胸が痛くなりました。 大学がオステリアの名店ボッコンディヴィーノから デリバリーを手配してくれていて、ホテルの部屋で 栗の粉のタリアテッレ・ポルチーニソースなどを 美味しい夕食をいただき、ワインでひとり乾杯! やはり美味しいご飯は、すべての原動力。 改めて実感。 どうか早くコロナが収束し、美しいピエモンテに 観光客がたくさん訪れますように、、。
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