お正月も今日で5日。
イタリアの長かったおやすみも、1月6日のエピファニア(公現祭)という キリスト教の祝日で終わりになります。 上の画像は何かというと、クリスマス休暇中のロックダウン規制が 政府から発表になったものを、パロディで絵にしたもの。 コロナ第二波のイタリアは、 レッドゾーン、オレンジゾーン、イエローゾーンに別れているのです。 友人がジョークで送ってきてくれたのですが、 まさかこの絵をなんども、「今日は何色だっけ?」と 見ることになるとは想像もしていませんでした! ネグローニといわれるハードリカーが赤。 スピリッツがオレンジ。 ビールがイエロー。 生活者としての違いをいうと、ざっくり以下のようになります。 レッドゾーン:不要の外出は控える。移動の際は、自己宣誓書を携帯。 市内の移動も制限あり。 生活必需品以外の商業活動はなし。 飲食店はテイクアウトのみ。 オレンジゾーン:不要の外出は控える。移動の際は、自己宣誓書を携帯。 市と州を超えての移動は禁止。(ただし仕事は可?だったような?) 商店はオープンしてよし(ただしショッピングモールは週末クローズなど制限があり) 飲食店はテイクアウトのみ。 イエローゾーン:自己宣誓書は不要。 飲食店は18時まで営業可。 移動制限はないが、不要の外出は控えるよう推奨。 いずれも夜10時には外出禁止。 これ以外にも、田舎の家(別荘)に行ってはよいかどうかとか、 家に招く場合には、1日一回2名までなど、 いろいろありましたが、よくついてけず、 動くときは、周囲に確認しながら行動しています。 とはいえ、レッドゾーンのときも街の中で 特に止められて理由を聞かれたり、ということは ほぼないようです。 あと少しで黄色の7日がやってきます!(わーい) 書類にはとりあえずさようなら。 とはいえ、いずれにしても出ないのが一番なので、 正直なところ、あまり変わらないのですが、、。 飲食店などはぜひ応援したいものの、 どこまで動くのがよいのか、悩ましいところです。。。 マスクをしないイタリア人が全員している姿も さすがに今となっては慣れてきました。 早く“普通”がが戻ってきますように!
1 コメント
移動明けましておめでとうございます! どんなお正月をお過ごしでしょうか。 ミラノは大晦日から1月3日までGiorni Rossi レッドデイ。 なにかというと、不要の外出はNG, お招きは1日1回2人まで。夜10時以降は外出禁止。 移動の際に、移動を記載した自己宣誓書を携帯。 なので大晦日はそれぞれがみな、お家で過ごすことに。 できる範囲でお節も準備しようかと思っていましたが、 直前にハプニング!買い物を諦める事情があり、 大根もニンジンもなし。 お正月飾りもクリスマスデコレーションを リサイクル(笑)して、お飾りを工作。 へんちくりんですが、なんとなく雰囲気だけ。 幸いお餅だけはいただいていたので、 あるものでいくしかなし、と腹を決めました。 乾物をいろいろ引っ張りだしつつ、辰巳浜子先生の ご本を拝見して、できそうなもの、また近いものを やってみることに。 新年を迎える15分ぐらい前から 花火があちらこちらから鳴り響き、 その後30分ほど続いていました。 明けてお正月、今年は普通が戻ってきますように。 法令の2名だけ招いていいという規則に従い、 家族のような友人たちを2人招き 一緒にお祝いしました。 なますの代わりに、ほろ苦いラディッキオタルディーボを
茹でてホワイトバルサミコに漬け、熟成生ハムと一緒に。 ゴルゴンゾーラ(ブルーチーズ)があったので、 ちらし寿司用のエビを添えて。 どんこ、干瓢、高野豆腐やそれぞれ煮含め、 どんこには金沢の老舗・箔座さんの料理用金箔を。 ひじきの具がないので、松の実を炒って入れました。 田作りはなんとか小魚があって、辰巳先生の味付けを。 青菜もニンジンもないという事態でしたが、 あるもので工夫するのは、結果楽しくもありました。 しかも引き出しもすっきり。 この精神で、今年は自分が持っているものを 見つめなおし、うまく利用して満足いく1年に できたら、と思っています。 みなさまに、幸多き1年になりますように! #ミラノ暮らし #和伊折衷おせち #カーサモリミ #ラクチネッタ クリスマスイブの今日から4日間、 イタリア全土でロックダウンとなります。 必要以外には外出できず、 外出時には自己申告書が必要となり、 家に呼ぶ際には、1日1回二人まで、 夜10時には外出禁止という規制が敷かれました。 私を含め、ほとんどの一人暮らしの友人が ひとりで過ごすクリスマスイブとなったわけです。 こんな時だからこそ、この1年をひとり静かに振り返る 忘年会も良いのでは?と普段は買わないような フランチャコルタのボリチーネ(泡モノ)をいそいそと買い、 これまた普段は買わないようなスモークサーモンの 立派な箱入りを買って嬉々としてスライスし、 定番のおいしさ、ブッファラ(水牛)のモッツァレッラに 熟成生ハム、そしてプンタレッラという季節のお野菜を。 ごく簡単に前菜を準備。 ロウソクを灯し、あぁ幸せ。 ひとりシャンパングラスに泡を注いで乾杯し、 シンプルながら美味しいものさえあれば こんなにも幸せな気持ちになれるのね〜、と ひとりウキウキ。 やっぱり食卓は私にとってパワースポットです(笑)。 さて、好きなものを堪能しつつ1年を・・・なんて思っていると たくさんのメッセージや電話が来たり、返信したり、で 瞬く間に過ぎていく時間。嬉しいサプライズでしたが。 ひとりでいながらも、たくさんの友人たちと 挨拶を交わし、結局ひとりでいないような。 さらに嬉しい気分となったのでした。 プリモ(パスタ)もやっぱり超速で準備。 新鮮なマッツァンコッレ(車海老)の ミソの部分を取ってオリーブオイルで炒め、 卵麺のフレッシュパスタを茹でて、茹で上がる直前に、 ぽってりした車海老の身を切ってミソに加え ブランデーとジャジャッとして終了。 オリオヌオヴォ(搾りたてオリーブオイル)をたっぷりとかけて。 あぁ、これも幸せです。 テレビではバチカンのミサを流していました。 普段は夜中に行うミサを、 規制の時間内の10時に帰れるように調整したそうでした。 ひとりひとり、いつもと違うクリスマス。 だからこそ、来年やってくるはずのいつものクリスマスを さらに感謝して過ごせるはず。 みなさまにメリークリスマス! 年末年始、簡単にご馳走気分を味わってほしくて オンラインショップで年末年始ごちそうセット、 お客様がいらしても簡単におもてなしできる、 おもてなしセットをご準備しています。 ぜひご覧になってみてくださいね! 用事があり、ミラノの街の中心に久しぶりに行きました。
今年はいつもとは違うクリスマスになってしまいましたが、 それでもやっぱりミラノのクリスマスの装いには ワクワクさせられます。 ドゥオモの横、ガレリアの回廊の中央に飾られた クリスマスツリー、 リナシェンテというデパートのライティング、 スキー場のミニチュアが可愛らしく動くショーウィンドウ、 ミラノのお菓子び老舗Marchesiマルケージのウィンドウ、 不自由な足も忘れて、しばしウットリと歩きました。 なんともいえない1年ではありましたが、 ひととき、こうして華やかな気持ちにさせてくれる 街に感謝を覚えました。 来年こそは普通の日々が戻ってきますように! そして観光客の方々もどんどんミラノに以前のように 戻ってきて、なんとか経済が少しは盛り返しますように! あ足の怪我がほぼ完治し、2ヶ月ぶりに近所の市場へ!
季節がわっ、と溢れている感じの市場がなんとも 好きで、久しぶりに威勢のよい声が飛び交う広場を ゆっくり歩いて、活気ある雰囲気を満喫! 市場が好きなのは、スーパーと違って 買い物するときに、会話ができること。 初めてみるものに 「すみません、これは何ですか? どこから来るのですか?」 「これは今が旬?」 「どうやって食べるのがおすすめ??」 などなど、なんでも聞いてしまいます。 プロからアドバイスをもらえるのは やっぱり嬉しいし、スーパーよりも 珍しいものが多いのも、楽しい。 市場に来ると、気分はいつも「お買い物ごっご」。 小さいころに買い物カゴを持って遊んだ記憶が 蘇るのです。 そして都市に住んでいる身としては、 自然がどんな恵みをいま私たちに授けてくれているのか、 もわかるし、自然を近く感じられるような。 私がいつも行くサン・マルコ広場の市場は 月曜日と木曜日に市がたちます。 写真以外にも、カシミアの大安売りや、 ブランドのアウトレット品などもでています。 金物屋さんもあれば、スリッパ屋さんや 雑貨屋さんなど、さまざま。 いつもスリには気をつけてバッグの口を しっかり抑えて買い物しています。 (友人たちには、10回以上スリにあった という人が数人!) スーパーがどんどん増えて、専業主婦も少なくなって 市場は減少傾向にあるそうです。 私にとってはイタリアに暮らす楽しみの、大切なひとつ。 このお商売の姿。なんとか生き残ってほしいのであります、、。 |
Casa Morimi
|
Proudly powered by Weebly