ミラノに戻る途中、ピエモンテ州の州トリノに1日いました。 イタリアのさまざまな食文化の中で、 ピテモンテ料理はとても好きなお料理のひとつ。 地元の人々でいつも満席というレストランを 予約してもらいました。 座った席から美しい教会が見えて、まず眼福です。 右は前菜のヴィテッロ・トナート。 普通のヴィテッロ・トナートより、ちょっと上品ですが。 左はフレッシュパスタに詰め物、プリンというパスタ。
右はブラサート ピエモンテの赤ワインの煮込みです。 ピエモンテはバローロやバルバレスコを始めとするワインだけでなく、 ファッソーナ牛という美味しい牛肉で有名です。 またイタリア統一の際、王宮が作られたのもこの街。 900年代ではFIATの街として発展しました。 先日、須賀敦子さんが訳された、 作家ナタリア・ギンスブルグの「ある家族の会話」を 読んだところ、ナタリアが半生を過ごしたトリノが 舞台で、タイプライターのオリヴェッティなども トリノの会社だった、ということを知りました。 突然トリノに親しみを感じています。 今回は食材屋さん(いつも通り)、 ヨーロッパ一大きなPorta Palazzoポルタ・パラッツォ という市場で過ごしました。 食材でいうと、ピエモンテ産の ヘーゼルナッツをふんだんに使った、 ジャンドゥイオットというチョコレートも有名です。 エレガントな建物が多く、 街の規模も80万人ほど、 またイスラム系の移民をたくさん見かけましたが うまく融合しているとのこと。 まだ一部しか知らないので、 また早く行きたいトリノ。 ミラノから特急で1時間かからないので、 次回は週末をフルに過ごせるように いけたら、と思います。
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