トマトの最後の収穫の立ち合い、 またトマトソースの出荷準備の確認と合わせ、 オリーブの収穫が始まったばかりの シチリアに行ってきました。 ほぼ20年、毎年この時期は足を運んでいますが、 オリーブの収穫は何度見ても飽きないなぁ、と つくづく実感します。 搾ったばかりの、 まだ少し温かい緑色のジュースを 味わう喜び。 1年間がんばって実をならせてくれてありがとう、と オリーブ樹々に語りたくなります。 自然にも、自然の守り手である生産者の方々にも。 カペッツァーナのオリーブオイルが 先月末の嵐で吹き飛ばされて、 昨年の収穫量の30%というような事態の さなかにいると、 さらに感謝の念が生まれます。 「有り難いこと=当たり前ではないこと」 一滴一滴を大切にいただきたくなります。 まだ搾油所は嵐の前と言った感じで、 10月中旬から11月にかけての繁忙期に比べると、 まだ余裕があって、空いた時間でお掃除をしていたり。 いつもピカピカね!とザハラの若き生産者であり、 搾油所のオーナーで責任者のヴィートに話すと、 「E' fondamentale di tutto. 絶対的に根本的なこと」との答え。 どの生産者にも言えることですが、 清掃の徹底加減がその会社の姿勢というか 商品のクオリティに 反映されているなぁ、と感じます。 搾油所がまだ少しゆっくりしている午前中、
搾油所の裏庭で 前日搾ったオリーブオイルをパンとオレガノとともに 日曜日のブランチを。 (そうでした、日曜だったのです!) Colazione di Condatino コラツィオーネ・ディ・コンタディーノ 農民の朝ごはん とヴィートの弁。 揉んで香りを出したオレガノと シチリアの焼き立てパン、 たっぷりの搾りたてオリーブオイル! 光溢れる庭で、 カルッボの樹の下で、 こんな贅沢があるでしょうか。。。 この美味しさを分かち合いたくて オレガノプレゼント中です!
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