毎月月末は、ミラノ南部の運河沿いに骨董市がたちます。 秋晴れの日曜日、お天気のせいか、いつもより人が多いみたい? ぶらぶらとあてもなく歩き、たまに真剣にどうしようかと悩み、 ごくたまに購入。素敵なものは、やっぱりそれなりに値が張り、、、。 私が買うのは、おままごとのような価格のものばかり。それがまた、楽しくて。 露天を眺めていると、『一体、これはなんだろう?』というものに出逢い、 店主に質問。そうすると、100年前、200年前の暮らしが見えてきます。 今回質問したものには、ガラスのモルタイオ(乳鉢)、コインのような認証が埋め込まれたお皿、 そして下の写真の何かを切るもの。 もうこれはパンの種を切るものだそう。発酵させたパン種を切って、成形しオーブンへ。
なーるほど。 それはそれは美しいガラス製のモルタイオ。何に使っていたの?と聞くと、 備え付けのガラスの棒で、静かに果実をつぶして液体状にしていた、と。 たしかに、注ぎ口もデザインされていました。 もうひとつ、コインのような認証マークが埋め込まれた白いお皿。これは、 なんとファシズムの時代のものだそうで。 写真を撮ればよかったのですが、話しに夢中で悪しからず、、。 最近目立つのが、昔のブランドもののバッグ。ビンテージが流行っているのでしょうか、 急にファッションを扱う露天がここ1年ぐらいで増えました。60年代、70年代の ヴィンテージのお洋服は見ているだけで楽しくて。 靴や帽子も、かなりお得にでているので、価格がゆるせば買うことも。 それにしても、可愛いものに出逢うと、つい欲しくなるけれど、小さな我が家には 収まる限界というものがあり、、、。そろそろガラクタ集めもほどほどにしなくては、と 自分で言い聞かせるもの、みるとつい『一期一会だ』なんて理由をつけて。 はい、今回もまたガラクタを買ってシマイマシタ。 どのガラクタも、私にとっては愛しいものだけど。
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Casa Morimi
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