全員が全員がそのミラノでの日曜日。
友人の家の居間で、 小さな小さなコンサートがありました。 素敵なクラシックギターを1時間ほど。 バッハから始まり、最後はアンダルシア 音楽に影響を強くうけた現代音楽まで。 10人ほど集ったお部屋、 彼の奏でる調べに 全員が魅了されました。 名門音楽学校コンセルバトールの 10年目を終了し、卒業試験を 控えたミラノ生まれのエジプト出身Nさんの 卒業試験のリハーサル。 その折にぜひ みなで聴かせてもらいましょう、と 友人が企画してくれました。 コロナ禍で文化的な催しが遠くなり、 久しぶりのギターの調べは、 想像していた以上に心に響きました。 終了した時に、小さなグラスに プロセッコを注ぎ、 誰かがもってきてくれた プチフールを回しながら 彼の試験成功を祈って乾杯! その後みなでピッツァの夕食に。 生きている天然酵母でピッツァ生地を 発酵させているピッツェリアの厨房には、 バーギズのパネットーネ工房と同じ捏ね機が ぐるんぐるんと稼働していました。 年齢も職業もバラバラ。 大工さん夫婦に、弁護士さん、 音楽家4名に、 東京にも長く住んでいた若い建築家夫婦など。 楽しい集いでした。 本日の主役、一番若いギタリストの彼と 話をしたら、なんと彼は エンジニアと音楽の大学を 同時に二つ通い続け、 現在は技師として8時間働いた後に 毎日3~4時間ギターの練習を重ねている、とのこと。 三人兄妹の真ん中で、 お姉さんはピアニストで建築家(ベルリン在住) 弟さんはバイオリニストで医者とのこと、、。 多才な人っているものですね、、 右脳と左脳をフルに使っている感じ。 びっくりしました、、、。 音楽家の中に、シチリア出身の バイオリニストがいて、 先週末私が滞在していた キャラモンティグルフィの出身でした! お父さんがオリーブオイルの 生産者ということでまた話が 今年の出来のことで盛り上がり、、、。 久しぶりに大勢で集まれ、 素敵な音楽に耳を傾けて 楽しいお話を聞き、 お腹にもたれないピザも食べられて 良き日曜日となりました!
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