こちらは10月9日、土曜日の朝です。
こちらのブログにて カペッツァーナのご予約延期のことを お伝えできていないことに気づきました。 メールマガジンにお知らせし ラ・クチネッタのショップでも ご案内を出しておりますが、 ブログではまだでした(汗。反省、、) 私のInstagramなどでも、 「予約しそびれた!」などのコメントや メッセージを頂戴し、 「いえいえ、そもそもまだ予約が スタートしていないのです」と お伝えするようなことも何度か。 楽しみにくださっている方々に お知らせが不十分で申し訳ありません。 2週間前の日曜日、 今やもう忘れがたい9月26日、 嵐がカペッツァーナ農園を襲いました。 昨年の50%の予測量がこの荒天で オリーブの実がたくさん落ち、 30%までと減少してしまったのです。 収穫前の大切な時に、、、。 カペッツァーナの気持ちを想うと 胸が潰れそうです、、。 カペッツァーナはどんな状況であっても 自らの土地のオリーブの実しか 搾りません。 その志の高さ、土地への誇りは 感動的でもあります。 経済的なことを優先したら、 あり得ないことですから、、。 オリーブの実は、搾ってみて初めて その年の含油率(イタリア語では resaレーザと言います)がわかります。 低い時は8%もあれば、 多い時は13%の時もあります。 同じ量のオリーブから採れる量が 毎年変わるのです。 一度搾ってみて、やっと量が見えて来ますため、 初搾りの後で、量が確定したのちに 皆様にご予約いただくことにいたしました。 予測での予約は、 実際にないものをご予約いただくことが ないよう、どうしても確実で安全な量、 つまりかなり少なめにしか ご予約を承れません。 少しでも皆さんにご希望通り、 より多くお届けするため、 一度搾って、量をしっかり確定してから ご予約に入らせてくださいませ。 昨日連絡が入り、10月20日ごろ初搾りの 予定だったが、畑の様子から判断し、 10月25日に搾油所を開ける=搾る、ということ。 まだこのHPやSHOPのご案内は、 10月20日ごろ、と 書いてございますが、搾ってそれから 本数を確定するため、 10月の月末近くになるかと思います。 状況がさまざまに変わり、 ひきつづきお待たせして恐縮ですが、 なにとぞご理解いただけましたら 幸いです。 "Ormai siamo in mano della natura." 「今となっては私たちの運命はすべて 大自然の手に委ねられている。」 カペッツァーナ農園の ベアトリーチェさんの言葉。 メルマガでもご紹介しましたが、 本当にそうだと思います。 嵐の後、この悲劇を教えてくれるため 電話をくださった時に 伝えてくれた言葉です。 20年間お付き合いしてきて、 昨年の豊作を除き、過去10年は 大いなる自然がもたらす結果を 受け入れるしかないことを 実感してきました。 しっかり今年も自然の恵みそのもの、 オリーブのジュースをお届けできるよう 引き続き努力してまいります。 お待ちいただきますことに、 心からの感謝を込めまして。 1本でも多く、お届けできますように!
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