週末の朝、友人から電話が。「Dove sei? Un caffe' ? 今どこ?コーヒーでもどう?」ということで5分後に合流。今度はお昼過ぎに「ランチに来ない?」と別の電話があって、ランチにお呼ばれすることに。到着してみると、テラスにテーブルの準備がしてあって、あぁテラスの季節が始まったんだなぁ、と嬉しくなりました。 東京暮らしでは、近くに住んでいる友達ともなかなかこうはならなかったのですが、ミラノは東京に比べて街が物理的にコンパクトなこと、また一般的に皆が東京ほど忙しくないこと、ご馳走がなくとも気軽に自宅に呼び合う風土があるから、こんな突然、が多いのでしょうか。一人暮らしには、こうしたお誘いはありがたいことですが。 さてテラスの食卓。到着してみると、今からブレサオラ(ロンバルディア名物牛の薫製肉の薄切り)をお皿に並べ、フィノッキオ(ウイキョウ)をピンツィモニオ用にくし切りにしてグラスに縦に入れ、ピッツァ生地に生のグリーンピースとクレシェンツァのチーズを載せているところ。ランチにはまだ少し時間がかかりそう。座っておしゃべりしたり、一緒にお手伝いしながらゆっくり待準備。 このピッツァはトスカーナの海沿いのリゾート地・フォルテデマルミの有名ピッツェリア店のスペシャリティなのだとか。それに挑戦ということだったのですが、本人的にはイメージとかなり違った出来だったらしい、、。それでも十分美味しい、というのが我々ゲストの感想でしたが。 食事そのものよりも、一緒に過ごすことが大切、と皆が思っているから、気軽に「来ない?」の声をかけられるのかも。テラスの季節になって、食事より気軽なアペリティーボ(ワインと簡単なおつまみ)の機会も増えて、テラスにお邪魔する週末が増えそうです。
0 コメント
あなたのコメントは承認後に投稿されます。
返信を残す |
Casa Morimi
|
Proudly powered by Weebly