ミラノの行きつけのカフェに並ぶ『キアッキェレ』 ヨーロッパはただ今、カーニバルの時期。一番有名なのは、ベニスのカーニバルでしょうか。 先週、ボローニャで日曜日を過ごしたのですが、 その時にも仮装しているたくさんの子どもたちを見かけました。 カーニバルといえば、すぐに連想するのがカーニバル菓子『Chiacchiere キァッキェレ』。 パリパリいただくごくシンプルな揚げ菓子です。この時期にどなたかの家にお邪魔すると、 このお菓子がディナーの最後に出てくることがほとんど。 少し前までは、毎回パネットーネがデザートの最後に出てくるように、、、。 1月の終わりにローマに出張に行った際、このカーニバル菓子が『Frappe フラッペ』と 呼ばれていることを知り、びっくり。 他にも、ミラノでは『Fritelle フリテッレ』と言われている揚げ菓子が、ローマでは『Castagnole カスタニョーレ』になるのでした。 下の『Roccoco ロココ』と言われるお菓子も初めて聞く名前、ローマでは愛されているお菓子のよう? ナポリまでさらに南下すると、また違うお菓子が並びます。
ナポリはコーヒーも有名ですが、フランスとスペインの占領下にあった時間も長いせいか 繊細で柔らかいお菓子が多いイメージ。パッと思いつく一番有名なお菓子は、 『Baba au Rhum ババ』や、『Sfogliatella スフォリアテッラ』などでしょうか。 イタリアに住み始めて何年も経ちますが、地方ごと、街ごとに違うお菓子やチーズを すべて把握するのは、まず無理そう。。。だからこそ、楽しくもあるわけですが。 さて我が家はというと、家の外のカーニバルムードとはまったく違い、 最近よく作るのが日本の甘酒。日本から持ってきた生麹(冷凍して保存)とお米で、 ヨーグルトメーカーを使って作ります。本当はもう少し温度を上げられたら、さらに 美味しいのでしょうが。。それでも文句は言えません。 イタリアはお米の国でもあって良かった、と常々思います。 もうすぐ桃の節句ですね。ミラノも少しずつ日が長くなって、 春の足音がすぐそこまで聞こえている気分。 下は、昨日市場に行った際、みかけた街角のお花屋さん。 『はーるよこい、はーやくこい!』
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