9月の末、グエルゾーニの収穫へ。
今年はヒョウの被害がかなりあり、 収穫量は残念ながら昨年の半分ほどでした。 やる気満々でミラノから向かったものの、 最終日ということもあり、 あららというぐらい少量の収穫で 午前中でほぼ終わってしまい、 少し拍子抜け、、、。 それでも彼らが1年間大切に育てたブドウに 触れさせていただき、味わわせて いただく瞬間、瞬間はとても感動的でした。 今年のように収穫量が限られていると、 自然の恵みである美しいブドウに対し、 感謝の気持ちを感じずにはいられませんでした。 普段、電話やメールでやりとりしている グエルゾーニの皆さんと 畑で一緒に食卓を囲んだこと。 とても貴重で嬉しいひとときでした。 なんと言っても普段から働いている 仕事仲間ですから! 地元のトラットリアから 取り寄せてくださったランチは まさにエミリア州! まずは生ハムの王様・クラテッロに ニョッコフリット。 (ラードで小麦粉の生地を上げたもの) この辺りの名物のカボチャのラビオリ、 ヴィゴリという太めのパスタに ベーコンで味をつけて。 テーブルにおいた飲み物は、 ワインでなく今年できたばかりの モスト・ドゥーヴァ (皮ごと煮込んだブドウジュース) このモストを 10%の小麦粉で一緒に煮て固めた 地元のデザートSugoliスーゴリ。 昔の収穫用の木箱を持ってきて 皆の椅子にしていただいたランチは シンプルながらとても気持ちが 温かくなるものでした。 定期的に顔を合わせ お互いの問題を共有しあったり、 今後のプロジェクトを話あったり。 やはり実際に会うことって とても貴重だし、大切なこと。 収穫をお手伝いするはずが ランチをいただきに行っちゃったみたい(笑)。 スタッフのNさんは まだバルサミコのセラーも 見たことがなかったので 良い経験となりました。 生物多様性に富んだ グエルゾーニの畑には 野うさぎや、雉(きじ)も やってきます。 色も香りも良い畑の土に触れて 来年はたくさんのブドウが なりますように、とお願いをしました。
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