搾りたてオリーブオイルのご予約がスタートしてから、 同じご質問を何人かの方に頂戴しましたので、 こちらに要点をまとめてみたいと思います。 搾りたてオリーブオイルQ&A ●無濾過はどのくらい持ちますか? 基本的に光と熱に触れない冷暗所であれば、 カペッツァーナ は大変品質が高いのため、無濾過でも2年ほどはもちます。 ただし注意が必要です。 果実分の澱が、時間とともに瓶の底に溜まってくる可能性があるのです。 オリーブオイルの封を開けて、底に溜まってきた果実分が 熱や光に触れて酸化するとオリーブオイル全体の香りや風味を 劣化させるリスクがあります。 さまざまな外部条件にもよるので、いつぐらいからそのようなリスクが 高まるかと明確にいうのは難しいのですが、 半年以上保管する場合には 品質が安定する、フィルターをおすすめいたします。 ただ無濾過でも熱と光に気をつけていただければ、問題ありません。 ノンフィルターの濃厚な果実味は、搾りたてオリーブオイルの醍醐味。 空輸の分は早めに召し上がっていただき、春ぐらいから召し上がるものは フィルターの船便をおすすめいたします。 ●オリーブ100%のジュース 搾ったばかりの新油には果肉分が多く含まれています。 それを10日ほどコンテナーの中でじっくりデキャンティングして 瓶詰めをして、日本に向かいます。 オリーブオイルはオリーブの実を搾った100%オリーブのジュースです。 そのため、時間の経過とともに風味は落ち着いてきます。 搾った時点をピークに、4月ぐらいまで少しずつ味わいは落ち着いてきて、 高品質のオリーブオイルはそこから下がらずに収穫後2年はキープします。 カペッツァーナ は以前3年前のものがでてきて味わったら、まだとっても 美味しくて驚いたことがあります。 ●空輸で取り寄せることについて これは質問を受けたことではないのですが、 毎年気になることなので、ここに書いてみます。 空輸は環境に負担がかかってしまうこと、 またコストも高くなる=お客様にお届けする価格も上がってしまうことから、 正直なところ、毎回これらの問題は胸に突き刺さります。 結論は、空輸までしてどうしてもお届けしたい品に限ろう、 と決め、今までやってきました。 その点、今年はや18年になろうとするカペッツァーナ の空輸は 本当に価値があると胸を張れます。 空輸してまでお届けしたい感動の美味しさ、 船便での輸入ではお届けが叶わない風味を 今年もお届けしていきたいと思います!
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