ミラノの4連休の最終日の日曜日。朝からグレーな空が広がり、身体の芯まで凍えるような寒さ。
ふと窓を見ると、雪が降り始めていました。隣に住む友人のところに用事に行った際、窓からパチリ。 気温はただいまマイナス1℃。夜まで降るようです。 こんな天気には、暖炉でも点けて暖を取れたら、どんなに素敵でしょうか。 ミラノの古い家々には、屋根にたくさんの煙突が並ぶのを見て取れますが、 ロンバルディア州のの条例により2006年以来、空気汚染を防ぐために禁止されているそうです。 (La Stampaという新聞記事より) 11月、何週間も雨が降らなかった折、PM汚染がひどくなり、交通規制がありました。 これで暖炉のある人が、薪をたいたら大変な公害になるのでしょう。 ミラノの多くの子供たちが、呼吸器を家に備え持っていると知り驚きました。 咳に悩んでいた知り合いの方も、ミラノから車で20分の郊外に引っ越した途端咳が止まった、と。 ミラノ市は空気汚染防止に必死。自転車通勤、通学を推奨し、バイクシェアリングも、自転車用道路も この数年でずいぶんと増えました。私もステーション型バイクシェアリングBike MIをよく利用しますが、 今まで年間36ユーロでサービス利用していたところ、、この12月からさらに値下げし、 年間利用料が29ユーロになるとのこと。 この9月からミラノ市は、新世代の乗り捨て型バイクシェアリングOFO も導入。 スマートフォンでQRコードを読み込んでロックを解く仕組みらしいです。 はじめの30分は20セント(27円ほど)、その後の30分は30セント(40円ほど)。 さらにミラノの自転車生活を選ぶ人が増えそうです。 ローマではミラノと同じ時期にバイクシェアリングが始まったようですが、 盗難が多くてすぐに中止になったと、ローマ在住の友人談。本当なのかなぁ?? さぁ、温かいミルクティでも入れて、もう一仕事がんばります。
0 コメント
あなたのコメントは承認後に投稿されます。
返信を残す |
Casa Morimi
|
Proudly powered by Weebly