、「今だったら、ほぼ毎日予約が空いている!」 ツーリストがミラノに戻って来る前に ぜひしておきたかったこと、 それがレオナルド・ダ・ヴィンチの名作 「最後の晩餐」を観ることでした。 コロナ前の数年は、突然ミラノに観光客が 押し寄せるようになり、(なぜ??) 比較的それまで簡単に見れていた このダヴィンチの傑作が、遠くなっていました。 以前、友人のために予約を取るのに 1ヶ月前から、予約可能日を確かめ 当日は予約が始まる朝8:30からスタンバイ。 その後瞬間にチケットはなくなり、 なんとか四苦八苦しながら、 キャンセル待ちやらなんやら 午前中いっぱい使って なんとか予約をしたのでした。 「これは、もう2度と観れないかも、、、。」 そう思ってたので、ロックダウンが開けてから 早速友人と予約し、足を運びました。 何度も観たけれども、ルネサンスの色彩、構図 本当に素晴らしい。 「この中に裏切り者がいる」 という言葉に、一同が騒然とした一瞬を捉え、 まるで劇場のような要素を絵画で表現したダ・ヴィンチ。 右のテーブルクロスの下が結んであるのですが、 それがダヴィンチの隠れたサインなのだとか。 ここを訪れると、展示してある写真から、 第二次世界大戦の際、このサンタ・マリア・グラッツィア教会が イギリス軍の爆撃にあった中、市民や僧侶が必死で絵を 守ろうとした写真や様子が伝わってきます。 なおこの絵は、修道院の食堂だった場所に 描かれたのでした。 美しく手入れされた敷地内に、白いバラが綺麗に咲き誇っていました。
下は隣接するサンタ・マリア・グラッツィア教会。 近くの学校の授業が終わったタイミングらしく、 すごい数の子どもたちが広場で遊んでいました。 観光地にいっても、どこものんびりしていて、 ミラノの人たちの手に、この間だけは ミラノが戻ってきている感じです。 夏にはヨーロッパからの観光客を経済復活のために あてにしており、今だけがミラノの人たちのための ミラノかもしれませんね。 再び旅行ができるようになったら、 ぜひミラノにいらしていただき、盛り上げてください!
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