いまか、いまか。待っていた連絡がやっと入りました。
トスカーナのオリーブオイル生産者カペッツァーナから。 数年前のように、収穫量がゼロだったらどうしよう、、と 心配で心配で。お客様の期待に応えられるかも判らないし、 (実際、搾りたての空輸便は、今までどれだけお断りしたか、、涙。) 私たちも打撃ながら、数年続いて不作の生産者としての カペッツァーナの打撃の大きさはいかほどか、と祈るような気持ちでいました。 豊作年の約半分の収穫、と不作だった昨年。 今年は?? 昨年よりさらに収穫量20%減、、、だそうです(涙)。 とくにカペッツァーナの特徴ともいえる、モライオーロ種が少ないそうで。。。 う、う、う。(泣) オリーブの実だけでなく、もうひとつのビジネスの核であるワイン用の 葡萄にいたっては、いつもの30%しか実らないとのこと。 あぁ、カペッツァーナのみなさん、、。どんな気持ちか。。。 胸が、とても痛みます、、。 私たちがお付き合いしている生産者の方々は、 (認証有無でなく)オーガニック栽培の方々がほとんど。 こうした自然をリスペクトしたモノ作りの生産者に、 ここ数年留まるところを知らない悪天候の打撃は、計り知れません、、。 さて、輸入について。 例年通り、たくさんの方々からお問い合わせをいただいている今、 20%も減ってしまったら、また需要に間に合わない、、、固まる私に、 ボナコッシ伯爵家の娘ベアトリーチェが 『もりみ、私たちがどれだけ日本を大切にしているか、よく知っているでしょう。 大丈夫、できるだけ昨年の分ぐらいは確保できるように努力するから』とのこと。 本当よね、本当よね? 少しだけ心は安堵したものの、問題はまだあります。。。 生産量が少ないので、仕入価格はもちろん(かなり)アップ。 そしてユーロ為替は、昨年にくらべ15%ほどのユーロ高。 無濾過ノンフィルターで空輸、 船便で長くキープするものは、フィルターしたオイル、 というカペッツァーナの判断に同意して輸入した昨年。 今年は、どうするか?? まだまだしばらく確認事項は続きそうです。 なんとか10月はじめには、ご予約を承れるように務めていきたいと思います。 どうかみなさま、ご理解をいただきますよう、お願いいたします。 週末、恵みの雨が振って、少しでも状況が変わりますように。。。
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