写真はmeteowebより 「ハリケーンがやってきた」 カペッツァーナ農園のフィリッポさんのお言葉です。 先週末、北イタリアは悪天候のために 国家緊急事態宣言が発動されるほどの被害でした。 一番被害が大きかったのがトスカーナ州、 その中でも洪水の被害が集中したのがプラート周辺。 そこはカペッツァーナ農園がある一帯です。 雨と風は容赦なく、低地は湖のようになり、 今日までに8名の方が亡くなりました。 カペッツァーナも広域のぶどう畑が水浸しになるほか、 梱包作業を行う屋根に大木が倒れ、穴が開きました。 関係者とご家族は無事とのことで まずは安堵いたしました。 週明け、作業を担当している方々が、 まず自分の家の被害対応をしてから カペッツァーナに出勤、みなさん総出で 災害の復旧作業にあたっています。 日本行きの分は一番先に対応いただいていたので 瓶詰めの段階まで進んでいました。 それは進める、と言っていただきましたが、 少し時間がかかる可能性があります。 ご理解いただけましたら幸いです。 なんとも悲しいことに、収穫を待っていたオリーブの実は ほとんど振り飛ばされてしまいました、、。 30%となったオリーブの実が飛ばされてしまったので、 結果、収穫量が例年の10%に至るかもわからない状況です。 困難続きの一年の最後が、このような状況になり 彼らにかける言葉もないような状況です。 日本の分はそのまま注文を進めてくれるよう 最大の努力を重ねてくれています。 まだ今日からも北イタリア全般で天気が悪いそうで 被害がこれ以上にならないことを祈るばかりです。
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